はじめに
断り書き
今回、サンプル数も少なく、全然統計的ではないので本当に参考程度に読んでください。
動機
私は観戦勢で大会だけでなく多くの上位プレイヤーの配信も見ます。配信を見ていると、特にここ最近は単キャラでプレイしてきた人がサブキャラを持つか検討していることが多いです。この一年間はコロナ禍に入って以降、比較的多くの大型大会が開催されました。そこで、この一年間の大型大会(篝火#5~#8・マエスマTOP#6~#9)のTOP8について軽く調べてみた結果をブログにまとめておきます。
調査について
サブキャラが必要なのかという議論において、目標がないと議論は進められません。そこで、2つの目標を調査対象とします。1つは多くの人が目標に掲げている「大型大会TOP初入賞」です。もう1つはTOP8初入賞した方の次の目標であるであろう「大型大会TOP8安定」です。この1年の大型大会は、篝火・マエスマTOPそれぞれ4回ずつの合計8回ありました。そこでシンプルに2回以上TOP8入賞しているとTOP8安定と見なすことにしました。
集計
8大会すべてを合わせてもプレイヤー数が多くありませんので、集計結果を以下の画像にまとめておきます。サブキャラ自体が必要かどうかという議論に集約するため、3キャラ以降は考慮しません。*1間違いなど気づいた場合はご指摘お願いします。
この集計を元に帯グラフ化しました。
この結果を見るに、TOP8初入賞を目指すのであれば単キャラでも可能性は十分にありそうです。ただし、TOP8安定するにはサブキャラを検討したほうがいいかもしれません。
おまけの検討
ところで、この集計時に別の可能性も検証したくなったので追加で調べました。それはスマブラに使える時間の多さです。具体的には社会人で結果を残すのが難しいのかを調べました。
そこで、私の知る限りで選手を2グループに分けます。社会人のグループと専業プロゲーマーor学生orストリーマーのグループです。
同様に帯グラフ化します。
こちらは顕著な結果で、社会人でTOP8安定といえるプレイヤーはほとんどいません。*2大型大会TOP8安定のためにはプレイ時間を確保できることが重要そうです。
まとめ
現在はTOP8初入賞は単キャラでも社会人でも十分可能です。ただしTOP8安定のためにはプレイ時間を確保できる社会的地位を確保してからサブキャラを育てるのが黄金ルートのようです。私個人としては、この黄金ルートを覆す単キャラや社会人でTOP8安定するプレイヤーがさらに現れることを楽しみにしたいと思います。